毎日が気づきと最適化

kiri

データベース桐



データベース桐との出会い

  • 管理工学研究所のデータベース桐との出会いは、MS-DOS全盛の時代に社内のシステムを作成する事になり、どのソフトを使って作成するのかを10種類程度の著名なソフトから選定する事となりました。
     
     当時、簡単にデータベースまがいの事が出来るソフトとしては、カード型データベースソフト(The CARD?・・・あまり覚えていませんが)や、手動で操作をすると、その手順を覚えて実行できる "ファラオ" とか・・・色々なソフトがあった事を覚えています。
     
     その中で、当時から人気のあった "桐" の使いやすさに驚き、当時のバージョンが "桐Ver2" だったと思いますが、現在のバージョンまで使い続けてきました。
     
     MS-DOSの時代は、ベースとなるPCは、NECのPC-9801、富士通のFMR、IBMのDOS/Vと・・・この3種類のPCに対して、他のソフトはPCの種類別に製品が用意されていましたが、桐Ver5(MS-DOS版としては最後のバージョン)の頃には1本のソフトで全てのメーカーに対応するという、当時としては驚くべき対応を見せてくれました。さすが管理工学研究所と感心した事を覚えています!!
     
     Windowsの登場で、MS-DOS時代では No.1の人気者であった桐は、Windows版の開発に取り組まず、アクセス等にトップの座を奪われる事となりました。
    (当時のWindowsは、データベースをまともに動かせる安定したOSでは無かった為、この選択も理解できました)
     
     Windowsも何とかビジネスで使えるかなと思ってきた頃、やっと重い腰を上げた管理工学研究所が "桐Ver6" を発売し、更にVer7となった頃から、私もWindows版の桐を使うようになりました。
     
     MS-DOS版からは見違える様な更に使いかっての良いソフトとなりましたが、一括処理やイベント処理等 ・・・ まだまだ機能不足の目立つ状態でした。
     
     桐Ver8、桐Ver9~ 現在は、桐Ver10sとなり、桐を使った安定したシステムも構築出来る様になり、スモールビジネス用としてはアクセス等には決して負けない使いかっての良いソフトとなってきました。
     
     ここでは公開は出来ませんが、3つの工場の各部署で運用された生産管理システムも作成してきました。
     所要量計算から在庫引当までトータルなシステム構築と、保守性についても本社にてシステムの集中自動update更新作業~自動支払集計等も実現してきました。
     桐は、以外と考えた事が何でも出来るすばらしいデータデース言語なんです。
     (1997年~2018年まで運用していました。・・現在は業者作成のシステムへ更新)
     
     スタンドアロン中心の桐のシステムでもネットワークを絡めた柔軟なシステム構築が出来る事を実現してきました。
     
     この他にも、人事管理システムや品質管理システム等を作成してきました。桐であるが故の柔軟なカスタマイズ可能なシステム作成が出来る桐について、このソフトに出会えた事を感謝いたします。

 ※ ここで紹介するソフトは、桐10s、桐V9-2012で作成しています。
   ( 最新版の桐10sでもコンバータにて変換すれば利用可能です )
 ※ 桐の開発元である、管理工学研究所のURL:http://www.kthree.co.jp/
   (「桐10s」を30日間の制限付きでご試用になれます )




桐で作成した、ソフトを紹介します。

※ サポート等は一切出来ませんが、ご自由に変更してお使い下さい。(利用者コードは設定してありません) また、ソフト利用上で発生した障害及び損害に対しては責任は負えません!! 自己責任でお使い下さい。 
※ 管理工学研究所のサイトから桐の体験版がダウンロード出来ます!!


メール送信システム Ver1.00 (桐V9-2012版、桐10s版)

自動メール送信システム

  

  • はじめに
     火災報知器から火災発生信号を取得し、自動的に指定されたメールアドレスに火災通知を行う
     システムからメール自動発信の仕組みのみを公開したプログラムです。
     各宛先への自動メール発信をする為に、元のバージョンから修正を加え作成しなおしました。
  • ファイル内容
    • 送信箱(フォルダ) ・・・・・ メール送信情報を保管する入れ物
    • よんでね.txt ・・・・・ このファイル
    • Auto-Mail2.cmd ・・・・・ メインの一括処理 このファイルから起動します
    • LB汎用.cmd ・・・・・ ライブラリです
    • Email送信先入力.kev ・・・・・ Email送信先入力のイベントです
    • Email送信履歴.kev ・・・・・ Email送信履歴確認のイベントです
    • MENUメインメニュー.kev ・・・・・ メインメニューのイベントです
    • 設定_メール環境.kev ・・・・・ メール環境のイベントです
    • Email送信先.tbl ・・・・・ Email送信先が保存される
    • Email送信履歴.tbl ・・・・・ Email送信履歴が保存される
    • 定義表.tbl ・・・・・ 設定情報が保存される
    • 変更履歴.txt ・・・・・ 変更履歴です
    • 変更履歴BU.txt ・・・・・ 変更履歴のバックアップです
    • 通知音.wav ・・・・・ 通知音源
    • Email送信先入力.wfm ・・・・・ Email送信先入力のフォーム
    • Email送信履歴更新.wfm ・・・・・ Email送信履歴のフォーム
    • MENUメインメニュー.wfm ・・・・・ メインメニューのフォーム
    • MENUメインメニューWORK.wfm ・・・・・ デバック用のメインメニューのフォーム
    • メッセージ表示.wfm ・・・・・ メッセージ表示のフォーム
    • 異常表示.wfm ・・・・・ 異常表示のフォーム
    • 設定_メール環境.wfm ・・・・・ メール環境のフォーム
  • 起動方法
    • Auto-Mail2.cmd にて起動させる。
    • メール環境設定にて発信元のPOP3~の情報を設定する。
       ・ポート設定は、pop.xxxx.com:110 の様に設定する
       ・送信本文で改行が必要な場合は、\n を文字の間に挿入すると改行される。
    • メール送信先登録で、メールアドレスと送信先名を入れる。
       ・ファンクションF6(読込み)にてcsvファイルからの取込が可能です。
    • 一斉メール送信ボタンにて、登録されたアドレスへ順次送信される。
       ・先ずは、自分自身のアドレスに送り、送信内容を確認してください。

文字検索処理 Ver1.21 (桐V9-2012版)

文字検索処理

  

  • はじめに
     このプログラムは、一括処理ファイル(cmd)とイベントファイル(kev)内の文字列を検索する為に作成しました。
     ex).この変数は、どこのファイルで何カ所使用されているか知りたい等・・・
  • ファイル内容
    • 文字検索処理.cmd ・・・・・ メインの一括処理ファイル このファイルから起動します
    • 文字検索対象ファイル-NUL.tbl ・・・・・ 検索対象となるファイルを一時的に収納するファイルです
    • 文字検索ファイル一覧-NUL.tbl ・・・・・ 検索結果を収納するファイルです
    • 文字検索対象文字入力.wfm ・・・・・ 検索条件を入力するフォームです
    • 文字検索結果一覧.wfm ・・・・・ 検索結果を表示するフォームです
    • 文字検索結果一覧.kev ・・・・・ 文字検索結果一覧.wfm用イベントファイルです
    • メッセージ表示.wfm ・・・・・ 処理中を表示するフォームです
    • よんでね.txt ・・・・・ このファイル
  • 起動方法
     桐を起動後、文字検索処理.cmdを実行して下さい。
     (cmd が桐に関連付けされていれば直接起動okです)
     ※ 検索対象となるファイルへの 桐での使用権限が必要です

重複データ確認システム Ver1.00 (桐V9-2012版)

重複データ確認システム

  

  • はじめに
     このプログラムは、2つの指定されたフォルダ内での重複ファイルorフォルダをチェックするシステムです。
     私の場合は、新しい映画を登録する際に、同じタイトルが存在するかを確認する場合に使用しました。
  • ファイル内容
    • _VER.tbl ・・・・・ バージョンを保存するファイル
    • よんでね.txt ・・・・・ このファイル
    • 重複データ確認.cmd ・・・・・ メインの一括処理ファイル このファイルから起動します
    • 重複データ確認.wfm ・・・・・ メイン画面のフォームです
    • 重複データ確認.kev ・・・・・ メイン画面用のイベントファイルです
    • 定義表.tbl ・・・・・ 設定情報が保存されるファイルです
    • 比較元データ.tbl ・・・・・ 比較元のデータが入るファイルです
    • 比較元データ-NUL.tbl ・・・・・ 比較元データの原本ファイルです
    • 比較先データ.tbl ・・・・・ 比較先のデータが入るファイルです
    • 比較先データ-NUL.tbl ・・・・・ 比較先データの原本ファイルです
    • 変更履歴.txt ・・・・・ 変更履歴ファイルです
  • 起動方法
    • 重複データ確認.cmd にて起動させる。
    • 比較元フォルダと比較先フォルダを設定する。
    • 階層化までの重複確認をする場合は、何階層までを比較対象とするかそれぞれ設定する。
    • 重複するデータを抽出するか、重複しないデータを抽出するか選択する。
    • 重複確認実行ボタンを押す。

 ※ とりあえず色々と試して動きを確認してください。ファイル、フォルダのデータを読み込むだけ
  ですのでデータ自体に影響を与える事はありません。

データ管理システム Ver1.05 (桐V9-2012版)

データ管理システム

  

  • はじめに
     このプログラムは、CD、DVD等に保存してあるアプリ、MP3-DATA、映画等を管理する為に作成しました。
     データの入力の方法は大きく分けて2通りあります。
     まずは手動でインプットする方法で、入力画面で直接入力します。
     2つ目の方法は、CD等のデバイスのドライブ名を指定して、そこに入っているデータを直接読み込みます。データはフォルダ名からファイル名まで、何階層まで読み込むかを指定すれば、その階層までの情報を自動的に取り込みます。
     慣れれば、簡単にCD等の情報(音楽データ、プログラムデータ等)をデータベース化出来ます。
     
  • 特に説明書は有りませんが、CD等からの取込はデータ取込処理、取り込んだデータの検索・更新はデータ更新処理メニューで行います。
     
  • 今後の事も考慮しマスター管理メニューを作ってあります。
  • データ取込処理画面は各ボタンに種々の機能を持たして有りますので、マウスを近づけてツールヒントの説明を参考に使用してください。
     
  • 画像データ(CDのレーベル画像等)も扱えますが約束事があります。
     画像データは写真のフォルダに入れる事と、ファイル名はJ-CODE+管理CODE
    にて構成してください。
     
    例)J-CODE:DVD  管理CODE:01-12
     ファイル名:DVD01-12.JPG とする。
     
  • 起動ファイルは、"データ管理.CMD" で起動して下さい。
     
  • CDの自動エジェクト機能を使うためには、 portier というフリーソフトが必要になります。
    http://www.vector.co.jp/soft/dl/winnt/hardware/se409677.html
  • CD等のボリューム名、シリアル番号はあんちょこな方法にて取得している為、OSによっては表示がおかしいことがあるかもしれません。

プリンタ設定処理 Ver1.00 (桐V9-2012版)

プリンタ設定処理

  

  • はじめに
     このプログラムは、桐の一括処理の中で部品として使用します。
     プリンタを切り替えて使用する場合に、それぞれの用途に応じたプリンタを設定する目的で作成しました。
     私の場合は、メインはレーザープリンタを設定し、伝票等の複写処理用にドットプリンタを設定して使用していました。名称等は用途に応じて変更して下さい。
  • サンプル一括処理 ・・・・・ プリンタ設定サンプル.cmd
    サンプルの一括処理を作ってみました。参考にして下さい。
  • ファイル内容
    • プリンタ設定サンプル.cmd ・・・・・ 上記のサンプル一括処理です
    • プリンタ設定処理.TXT ・・・・・ ここでの文書とはぼ同じ物です
    • 環境設定表.tbl ・・・・・ サンプル一括処理で使用しているファイルです
                   ※ この中にプリンタが登録されます
    • 設定_プリンタ.kev ・・・
    • 設定_プリンタ.tbl ・・・ ※ この3つのファイルが本体です
    • 設定_プリンタ.wfm ・・・
  • 上下左右のカーソルキーにて2台のプリンタを登録する事が出来ます。
    ちょっとユニークと自分では思っていますが、もちろんマウスでも設定出来ます。
  • 現在のバーションでは、プリンタ設定台数2台ですが、台数の追加は少し修正すれば設定できると思います。
  • 内容はご自由に変更して下さい。

桐v9一括変換処理 Ver1.01 (桐V9-2012版)

桐v9一括変換処理

  

  • はじめに
     このプログラムは、桐の旧バージョンのファイル(tbl等)を一括して桐v9用に変換するツールです。
  • 一括変換の前準備
    • TBL内に組み込まれた変数は、変換処理前に必ず定義しておく事。(変換処理中にエラーとなります)
       ※私の場合、メインの一括処理を実行し変数を取り込んでおいてから、変換処理をしています。
    • 変換処理をする前に、変換対象ファイルは必ず閉じておいて下さい。(閉じないと変換できません)
  • 変換処理
    • 桐v9一括変換処理.CMDを実行します。
    • 変換するフォルダ名を入力します。(桐のCMD、TBL等が置かれている場所)
       ※入力支援ボタンにてフォルダ指定できます。
    • 処理を開始すると、まず指定フォルダ名の下に "v9変換済" と言うフォルダが新規に作られ、そこへ変換対象となるCMD、TBLファイルがCOPYされます。
    • COPYが完了すると、COPYされたファイルを対象に変換処理が実行されます。
    • 変換完了後、変換対象ファイルを確認して下さい。
    • 閉じるボタンで上記一覧表を閉じると、再度実行するか確認してきます。
    • 問題なければ、ここで終了して下さい。(再実行をした場合、変換済みのファイルは抹消されます)
    • エクスプローラー等で変換済みのファイルを対象フォルダへ上書きします。
  • その他
    • COPYした物を変換処理する為、問題は無いと思いますが、安全の為にも変換処理する前に全てのファイルをバックアップしてから変換処理をして下さい。
    • 内容はご自由に変更してください。

スケジュール管理 Ver1.11 (桐V9-2012版)

自動スケジュール管理

  

  • はじめに
     このプログラムは、スケジュールを自動運用する為に作成したシステムで、決められた年月日に指定されたメッセージの表示が出来ます。
  • 動作環境
    • 管理工学研究所の桐V9上で動作するソフトです。
    • 桐V9のインストール先はデフォルトの c:\k3 へ必ず入れて下さい。
    • 自動スケジュール本体は d:\dat\kiri\自動スケジュール管理へ必ず入れて下さい。
    • スケジュール実行.wfm と スケジュール設定.wfm のショートカットをデスクトップへ作成します。
    • 桐の環境設定を以下の様に設定下さい。(ツール → 環境設定)
      • ①日時型、時間型タブで、数値表示をゼロ詰め
      • ②   〃       表示形式をプルダウンの一番下の値に設定
  • 起動方法
    • デスクトップにある "スケジュール設定" を起動させる。
    • 備考欄は参考用です。
    • 表示日~該当日までの間、毎日表示されます。確認ボタンを押すことによって期間内であっても表示されなくなります。
    • 全ての設定が完了した段階で、スケジュール設定メニューを終了します。
    • スケジュール実行をスタートアップフォルダへコピーします。これで毎朝PCを起動した段階でスケジュールチェックが実行されます。

 ※ 待機時のCPUへの負荷はほとんどありません。

チャイム Ver1.00 (桐V9-2012版)

自動チャイム

  

  • はじめに
     このプログラムは、時報を自動運用する為に作成したシステムで、決められた時間に指定されたwavファイルを演奏する事が出来ます。
  • 動作環境
    • 管理工学研究所の桐V9上で動作するソフトです。
    • 桐V9のインストール先はデフォルトの c:\k3 へ必ず入れて下さい。
    • 自動チャイム本体は d:\dat\kiri\自動チャイム へ必ず入れて下さい。
    • チャイム実行.lnk と チャイム設定.lnk をデスクトップへ表示して下さい。
    • 桐の環境設定を以下の様に設定下さい。(ツール → 環境設定)
      • ①日時型、時間型タブで、数値表示をゼロ詰め
      • ②   〃       表示形式をプルダウンの一番したの値に設定
      • ③   〃       高度な設定で基準年の設定を79に設定
  • 起動方法
    • デスクトップにある "チャイム設定" を起動させる。
    • 演奏時間を設定する。
    • 演奏音楽ファイル名を設定する。(右側にあるボタンにて参照登録出来ます)
      演奏ファイルはwav形式しか対応できません ・・・ 必要に応じてコンバートして使用して下さい。
    • コメント欄は参考用です。
    • 処理日時欄は指定したファイルが実際に実行された日時が自動的に入ります。(実行履歴)
    • 試聴欄はボタン形式になっていて、指定した音楽ファイルを試しにならす事が出来ます。
    • 全ての設定が完了した段階で、演奏開始ボタンを押します。
      これで、右下へ自動チャイム実行の画面が表示され、時間をチェックしながら運用を開始します。

 ※ 自動チャイムスケジュール設定が出来ていれば、直接 "チャイム実行" のみ起動すればOKです。
 ※ 待機時のCPUへの負荷はほとんどありません